Brompton T Lineの公開から、ちらほら話題を目にするようになりました。
メインフレームを含めたチタンフレームに加えて、カーボンのフロントフォーク&ハンドルバー、そして0.3mmの鋼鉄を組み合わせることで耐久性を維持しつつ軽量化されたシートポストから得られる合計7.45kgのBromptonの乗り心地は、気になる方も多いのではないでしょうか。
チタンとカーボンが豪華に使われていることにも驚きましたが、今回の改良で150以上のパーツを特別に開発して更なる軽量化を目指したことに、飽くなき探究心が伺えます。なぜなら、その数はBromptonを構成する約1200のパーツの、10%以上を占めるからです。
中でもギア付きモデルに装着されたディレーラーの重量が60gというのは特筆できる点です。
単純な性能の比較はできませんが、ツール・ド・フランスのトップ選手も使うシマノの最高峰コンポーネント『DURA-ACE(デュラエース)』で、同じワイヤー引きのディレーラーは約160gであることからも、その軽さは突出しています。
普通、スチール性のノーマルBromptonに対して、同等の強度を保ちながら37%も軽量化を実現することは、一筋縄では行きません。
16インチ(ETRTO349)でギア付きでしっかり走る超軽量な折りたたみ自転車は、市場にほとんどないので純粋にすごいなと。
変速なしの「T Line One」が3750ポンド、4段変速の「T Line Urban」が3950ポンドだそうです。
日本での発売が楽しみですね。
「Brompton T Line」
https://jp.brompton.com/tline
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THE MINIVELO-JIN(ザ・ミニベロ人)
田口 礎太郎
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