駐輪方法ひとつで変わる盗難リスク

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2017年にロンドンに行った時、写真のような状態に陥っている自転車をよく見かけました。
この状態ならまだマシな方で、中には前輪と頑丈なワイヤー錠のみが柵に施錠されているケースもありました。

ここで重要なのは、一番大事なフレームに加えて、リアホイールも一緒に頑丈なワイヤー錠で柵に固定している点です。
フロントホイール(おそらくこの車両はフロントブレーキ本体も…)だけの被害でもショックが大きいのですが、この施錠方法をしていたことで、盗難の被害を最小限に抑えることができています。

もしも、フレームを柵に施錠していなかったら、と思うとゾッとします。
なぜなら、いくら頑丈なカギを使っていても、フレームと後輪だけを施錠するやり方など、施錠の方法に少しでも不備があると自転車ごとヒョイと車に積まれる可能性があるからです。
先の話ではないですが、前輪と頑丈なワイヤー錠だけ残されていても、それをベースに自転車を元の状態にすることは難しいでしょう。

大抵のカギは強力な工具があれば簡単に切断される危険性があります。しかし、強力な工具でも切れないようなセキュリティーレベルの高いカギは、費用と重量が比例して上がるのが気になるところです。

最近では「盗難見舞金」等の補償付きサービスがあるカギも普及し始め、選択肢が広がりました。
自転車のカギは、強度も大切だと思いますが、扱いやすさや駐輪方法も重要だと感じます。

自転車の使い方や駐輪場所等によってカギの選び方は異なりますが、どんなカギでも駐輪時は迷惑にならない範囲で柵などに施錠すると盗難のリスクの低減につながります。
また、ハンドル周りに装着するライトやサイクルコンピューターなどのオプショングッズを取り外しておくのもお勧めです。

ロンドンに行く前までは駐輪時のセキュリティーはそこまで意識していなかったのですが、現地で様々な盗難事情を知ることで駐輪時に、より注意を払うようになりました。

日本でも高級自転車やオプショングッズが盗難される話を聞くことがあります。
ほんの少しの意識ひとつで盗難リスクは変えられるので、思い当たる節のある方はチョットだけ駐輪方法を変えてみてはいかがでしょうか。

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THE MINIVELO-JIN(ザ・ミニベロ人)
田口 礎太郎
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